医療法人光佑会くろだ病院への抗議文

現在全国精労協加盟の愛媛精神医療労働組合協議会くろだ病院支部は

医療法人光佑会くろだ病院と賃金規定ならびに就業規則についての交渉中です。

全国精労協は3月25日くろだ病院に対し抗議文を発表しました。

                2014年3月25日

医療法人光佑会くろだ病院

開設者・院長黒田典生殿

                          全国精神医療労働組合協議会

                          代 表 五 味 金 

 

 

賃金規定及び就業規則の一方的改悪に対する抗議文

 

 病院側より提示された賃金表及び退職金制度の改定案は、改正案ではなく、全面的な改悪案となっていることに対して、2月28日付け抗議文を送り、撤回を求めさせていただきました。

 にもかかわらず、今般、3月19日付け文書『従業員代表の選任について』を従業員に提示し、上記賃金表及び退職金制度の改悪のみならず、1年単位の変形労働時間制の導入を就業規則において謳うなど、たとえ私たち全国精労協に参加するくろだ病院支部からの「労基法違反の就業規則の改正要求」を一部受け入れた形をとってはいても、総体において改悪と言わざるを得ません。

 昨年末の一時金交渉において、組合が提出した要求書の「4)労働条件(業務内容、業務体制などを含む)の変更は、従来どおり、事前協議同意約款を誠実に履行されたい」に対して、病院は11月8日付け回答書において「誠実に履行している」と回答しています。組合の反対を押し切り、労働条件の不利益変更を強行することのどこが、事前協議同意約款の誠実な履行だというのでしょうか。不誠実の極みという他ありません。

 全国精労協は、賃金表の改悪を主とした賃金規定及び就業規則の一方的改悪を許すことは出来ません。ここに重大な決意をもって抗議いたします。

 就業規則の改正を4月1日付けで労働基準監督署に届け出なければならない合理的理由はどこにもありません。職員に長時間労働を強制する1年単位の変形労働時間制の導入を白紙撤回し、組合との協議を尽くした上で、就業規則本体と各種規定の改正作業をするように重ねて要求いたします。

 

以上

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